代表施術者:厚生労働省認可 柔道整復師 河辺宏一
【更新日】2020/02/06
一般的にはランナー膝の原因は太もも(大腿部)の外側にある腸脛靭帯が硬くなり、炎症を起こすこととされています。
しかし本当の原因は腸脛靭帯にあるのではなく、靭帯が炎症を起こしてしまうような身体の状態であるということです。
病院などでは痛みがある場所にアプローチをしていくことが多いと思いますが、痛みが出ているところに原因があるわけではないので、なかなか回復していかなかったり、再発してしまったりすることがあります。
当院では「内臓」「頭蓋骨(脳)」「筋肉・骨」の歪みを内臓・クラニアル整体を用いて整えていきます。
根本的な原因がどこにあるのかを見つけ出し、「症状を消す」のではなく「症状が必要のない身体」にしていきます。
「内臓」や「頭蓋骨(脳)」と聞くと少し怖い感じがするかもしれませんが、強く押したりマッサージするようなことはしません。
赤ちゃんや妊婦さんでも施術を受けて頂けるようなソフトな力で、一つひとつ整えていきます。
そして、脳に歪みのない良い状態を覚えさせ、再発しないようにしていきます。
多くの方は日常生活や趣味の邪魔をする辛い症状を悪いものと判断し、消すことばかりを考えてしまうと思いますが、症状は身体に異常があること、これ以上無理をすると危険だということを知らせてくれている大切なサインです。
そのサインだけを消し、無視することは身体に重大な危険を及ぼす可能性があります。
身体が出してくれたサインに自分で対応(自然治癒力など)できる「健康な身体」が重要なのです。
病院では体重の減量やストレッチ、筋肉トレーニングを指導され、痛みがなくなるまで薬や安静を指導されますが、ランナー膝の原因は内臓の歪みにあることが多いのであまり効果的でないことがあります。
膝と内臓はあまり関連がないように思われますが、内臓が下垂すると身体全体のバランスに影響を与えます。
例えば、身体の右側にある肝臓にアルコールや食べ物、薬などの影響で負担がかかり、機能が低下すると肝臓は重くなり下垂します。すると、身体が右に傾くので右の膝の負担が大きくなり、痛みなどの症状が現れます。
このような場合、膝をいくらケアしても、身体のバランスは崩れたままで、右膝にも大きな負担がかかったままなので再発してしまいます。 肝臓だけではありませんが、内臓を正しい位置に戻し身体のバランスをよくすることが大切です。
頭蓋骨の中には脳が収まっています。脳の役割は神経を介して身体に様々な指令を出すことです。
頭蓋骨が歪み、脳の環境が悪くなると指令を正常に出すことが出来なくなります。
膝に関連する神経に脳から正しい指令が届きにくくなると、力が入らなかったり感覚が鈍くなったり、シビレが生じる場合があります。
この場合は、頭蓋骨を整えて脳の環境を良くし、膝や全身の神経の流れを正常にすることが必要になります。
内臓や頭蓋骨の歪みを整えたうえで、膝に関連する骨や膝の筋肉に直接アプローチする場合もあります。
大腿部(太もも)の外側には腸脛靭帯があり、骨盤の歪みや子宮、前立腺の歪みにより炎症が引き起こされる場合があります。
筋肉に傷がついている場合は固定やアイシングなどの処置をすることもあります。
本記事の文責本町整骨院
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